CRUSADERS 2016 SPRING GAME RESULT

日時
対戦校
グラウンド
キックオフ
4月17日(日)VS 愛知大学名古屋市港サッカー場13:30
5月4日(水・祝)VS 金沢大学名古屋市港サッカー場10:30
5月29日(日)VS 中央大学法政大武蔵小杉グラウンド11:30
6月5日(日)VS 上智大学南山大学グラウンド11:00
6月25日(土)VS 信州大学名古屋商科大グラウンド10:30

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4月17日(日) 名古屋市港サッカー場 13:30 Kick Off

大学名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
南山大学 12 29
愛知大学 10 14 24

当日のゲーム速報のまとめはこちらから!

<得点経過&スタッツ>

Q Time Team Play Player Yds PAT G/NG
1 2:58 愛知 Field Goal #48 22

1 6:22 愛知 Rush #14 7 Kick G
1 9:07 南山 Pass #16古賀→#8塗師 8 Kick G
2 11:57 南山 Rush #6神戸 5 Kick G
3 5:41 南山 Field Goal #4土本 20

4 4:24 愛知 Pass #14→#2 17 Kick G
4 7:37 愛知 Intercept Return #21 28 Kick G
4 10:21 南山 Rush #6神戸 66 Pass NG
4 11:51 南山 Rush #5佐藤 3 Pass NG


南山大学 VS 愛知大学
4 タッチダウン 3
2-2 PAT(1Point) 3-3
2-0 PAT(2Point) 0-0
1-1 フィールドゴール 2-1
0 Safety 0

17
(12-5-0)
1st Down
(ラン-パス-反則)
20
(9-9-2)
27-125yds
(27-11-3)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インターセプト)
22-159yds
(22-11-2)
36-245yds ラン回数-獲得ヤード 22-93yds
63-370yds 攻撃回数-獲得ヤード 44-252yds

10-▲74yds 反則回数-損失ヤード 6-▲34yds
1-1 ファンブル回数-喪失 0-0

26:57 TIME OF POSSESSION 21:03
6/12 3rd Down Conversions
(成功/試行)
4/10
0/0 4th Down Conversions
(成功/試行)
0/0


<GAME REPORT>

2016年4月17日、港サッカー場。
2016 CRUSADERSの春季初戦。
ここ二年間、CRUSADERSは愛知大学戦に始まり愛知大学戦に終わるシーズンを送ってきた。
何かと縁を感じずにはいられない相手に、選手達も一層気合が入る。
さらにこの試合は両校ともに新歓試合という位置付けの試合であり、たくさんの新入生も駆けつけてくれている。
なんとしても勝利をプレゼントしたい!

【1Q】
CRUSADERSのキックで試合開始。
しかしここはキックがサイドラインを割り、ペナルティにより愛知大学の自陣35ヤード地点からのオフェンスとなる。
開始早々、相手オフェンスにオプションプレーからのQBキープにより一気にゴール前15ヤードまで進まれてしまう。
ここでなんとか踏ん張りたいところ。
一度はフレッシュを許すものの、ラン・パスどんなプレーにも絡んでくる万能タイプの3回生LB#10渡辺の鋭いタックルなどにより、フィールドゴールの3点のみに抑える。(0-3)

CRUSADERSのリターンで試合再開。
ユーティリティプレイヤー#3加藤(雅)がスルスルと相手のタックルをかわし、自陣33ヤード地点から反撃開始となる。
オフェンスを率いるのはスターター3年目、強肩を持つ司令塔QB#16古賀である。
ファーストプレーから、オープンへのランと見せかけボールをQBへ戻し、相手ディフェンスの奥を狙うパスを投じるスペシャルプレー!
しかしここはインターセプト。
いきなりターンオーバーを奪われてしまう。
代わるCRUSADERSディフェンスは、2度のパスインターフェアもありゴール前へ攻め込まれると、最後はQBにエンドゾーンへ駆け込まれタッチダウン。
悪い流れが続いてしまう。(PAT成功、0-10)

愛知大学のキックオフで試合再開。
ディフェンスのためにもなんとか得点したいCRUSADERSオフェンス。
RB#3加藤(雅)の中央を突くランやWR#8塗師へのショートパス、RB#6神戸の相手を引きずる頼もしい走りでフレッシュを重ねていく。
最後は、QB#16古賀がエンドゾーンへ入り込んだWR#8塗師へパスをヒットしタッチダウン!
嫌な流れを断ち切る見事なドライブだった。(PAT成功、7-10)

CRUSADERSのキックで試合再開。
愛知大学へビッグリターンを許してしまったかと思われたが、ここは反則で愛知大学の自陣23ヤード地点からの攻撃。
このシリーズ、CRUSADERSディフェンスはブリッツを入れていくもQBへ届かず、パスを決められランアフターキャッチで一気に自陣12ヤード地点へ攻め込まれてしまう。
しかしここは期待大の2回生LB#50橋本の見事なロスタックルもありフィールドゴールトライに抑える。
さらに、愛知大学はキックを失敗。
この地点からCRUSADERSのオフェンスとなり、第1Qが終了した。

【2Q】
エンドが変わってのCRUSADERSオフェンスだが、思うようにプレーを通せずパントへ追い込まれる。
愛知大学が自陣40ヤード地点から攻撃開始。
このシリーズで、何かやってくれそうな雰囲気を持つLB#47肥田野がパスをインターセプト!やはりやってくれた!
CRUSADERSオフェンスはハーフライン付近からの攻撃。
QB#16古賀のスクランブルやRB#6神戸のランにより、レッドゾーンへ侵入する。
しかし、奥のターゲットへと放り込んだパスはエンドゾーン内で相手DBが前へ上手く割り込みインターセプト、攻守交代となる。
タッチバックにより、自陣20ヤード地点からとなる愛知大学の攻撃。
CRUSADERSディフェンスは、幾度もサードダウンへ追い込むが、要所でパスを通され攻め込まれていく。
自陣までは攻め入られたものの、先程もいいプレーを決めた2回生LB#50橋本、ラストイヤーである4回生としての、そしてチームの主将としての気迫がこもったハードタックルが持ち味の主将LB#52浅見、コンバートされどんどん芽を出しているDL#88趙のロスタックルでパントへ追い込む。
そしてCRUSADERSオフェンスの自陣20ヤード地点からの攻撃。
前半の残り時間が少ない中、なんとかタッチダウンまで持っていきたいCRUSADERSオフェンスは、QB#16古賀の強力なパスオフェンスを中心に攻撃を展開していく。
卓越した能力を持つエースWR#2伊東の華麗なランアフターキャッチ、WR#8塗師のサイドライン際でのナイスなキャッチなど、さすがとも言えるパスオフェンスが力を発揮しゴール前へ。
最後はRB#6神戸が何人も相手を引きずったままエンドゾーンへボールを運び、タッチダウン!
会場がどよめくほど力強いエフォートであった。(PAT成功、14-10)

14-10とリードし、試合は後半へ。
最後のシリーズで逆転はしたものの、両チームいいプレーが出ており、まだどちらの流れとも言えない状況。
後半のリターンからビッグプレーを狙い、一気に愛知大学を突き放したいところだ。

【3Q】
CRUSADERSのリターンで後半開始。
ビッグリターンを期待したが、キックはタッチバックとなり、自陣25ヤード地点からの攻撃となる。
後半からオフェンスを指揮するのは、軽快なカットを魅せるランも持ち味のオフェンスリーダー、QB#4土本だ!
パスだけでなくランも期待できる、見ていておもしろい選手である。
ここでいきなり、小柄な体へいっぱいにポテンシャルを詰め込んであるRB#28佐藤が相手をぶっ飛ばしフレッシュをもぎ取る!
さらにRB#3加藤(雅)がオープンを駆け上がり、WR#12加藤(舜)は気迫のキャッチでフレッシュを取り、ゴール前まで攻め込む。
しかしこのゴール前の攻防は、ランを警戒しフロントを厚くしてきた愛知大学ディフェンスに軍配があがる。
CRUSADERSオフェンスはタッチダウンを取りきれず、フィールドゴールで3点を獲得した。(17-10)

CRUSADERSのキックで試合再開。
カバーチームが大きなリターンを許さず、愛知大学は自陣からの攻撃となる。
そして早速、シリーズ開始2プレー目でLB#10渡辺が見事なインターセプト!
ディフェンスリーダーとしての存在感を示す素晴らしいプレーだ!
彼は流れを変えるプレーができる「持っている」選手である。
CRUSADERSオフェンスは、敵陣32ヤード地点という絶好のフィールドポジションからの攻撃。
しかし、このシリーズでオープンへのランを展開するRBからWRへボールをトスし逆サイドを突くリバースプレーを試みるが、このトスが上手くいかずファンブル。
これを愛知大学にリカバーされ、自陣までボールを運ばれてしまう。
流れを完全に持ってきたかと期待していただけに、痛恨のプレーとなった。
CRUSADERSディフェンスはオフェンスのミスをカバーするべく、ハードタックラーの主将LB#52浅見の低く速いタックルや、またもやってくれたLB#47肥田野のロスタックルでパントに抑えた!
CRUSADERSオフェンスは、ディフェンスの奮闘に答えるべくなんとか得点したかったが、ここは上手く噛み合わずスリーアンドアウト、パントで攻守交代となる。
このパントでCRUSADERSはあまり陣地を回復できず、愛知大学は敵陣35ヤード地点から攻撃。
CRUSADERSディフェンスが、愛知大学オフェンスを3rd down 8ヤードへ追い込んだところでクォータータイム。

第3Qを終わって1ポゼッション差。
これは最後まで行方の分からない試合展開となりそうだ。
全てを決める第4Qに、新入生も目が離せないようだった。

【4Q】
最終の第4Q開始。
ここはCRUSADERSディフェンスがサードダウンもしっかり守ってパントへ。
この愛知大学のパントが上手く決まり、CRUSADERSは自陣ゴール近くからのオフェンスを強いられると、ランが上手く止められてなかなかゲインできない。
3プレーでパントとなるが、ここもプレッシャーをかけられ上手く陣地を回復できず、愛知大学は敵陣33ヤード地点からの攻撃となる。
この好機を活かす愛知大学オフェンス。
ラン、パスとプレーを通し、ゴール前へ進んでいく。
最後はパスプレーで同点となるタッチダウン。
勝利の女神はどちらへ微笑むのか、いよいよわからなくなってきた。(PAT成功、17-17)

CRUSADERSは直後のリターンで#3加藤(雅)がビッグリターン!
一気に敵陣へ駆け上がる!と思われたが、前半の愛知大学のように、反則で幻のリターンとなる。
流れをつかみたい場面だっただけに悔しいプレーだ。
さらにCRUSADERSオフェンスは思うようにランが通らず、パスを投じるもここで愛知大学DBにボールをインターセプトされそのままリターンタッチダウン・・・第4Q開始から一気にリードを奪われてしまった。(PAT成功、17-24)

何としてもタッチダウンが欲しいCRUSADERSオフェンスだったが、シリーズ開始直後立て続けにミスをしてしまい3rd downロングに追い込まれる。
しかし、ここはQB#4土本からWR#2伊東への息の合ったパスでなんとかフレッシュ!
次のプレーでも反則をしてしまうが、その直後のことであった。
RB#6神戸がタックルを外すと、そのままスピードに乗り愛知大学ディフェンスを置き去りにし、66ヤードの独走タッチダウン!
トップスピードに達した彼を止められる選手は果たしているのだろうか。
ここで、CRUSADERSは愛知大学をリードするべく2ポイントコンバージョンを選択。
QB#4土本に代わりフィールドに入ったQB#16古賀がエンドゾーン端へと放物線を描いたパスを放る。
これが3回生WR#2伊東の手へ収まり、コンバージョン成功かのように思われたが、パスはインコンプリート。
逆転とはならなかった。(PAT失敗、23-24)

もう時間がないCRUSADERSは、オフェンスを続けるべくオンサイドキックを敢行。
このキックは高くバウンドし、一度は愛知大学のリターンチームの手に当たるも弾かれたボールをCRUSADERSのカバーチームが見事にキャッチ!
これにより、CRUSADERSオフェンスがハーフライン付近からの攻撃を始める。
このドライブで得点することができれば勝利はグッと近づくが、逆にできなければ絶望的な状況となる。
残り時間がわずかな中で、プレッシャーのかかる2ミニッツオフェンスを率いるのはやはりこの男しかいない、4回生QB#16古賀の登場である。
CRUSADERSオフェンスは、ショットガンフォーメーションからパスを中心に、時間を上手く使いながら攻め立てていく。
WR#8塗師、WR#3加藤(雅)、WR#2伊東の3回生レシーバートリオがそれぞれターゲットとなり一気にレッドゾーンへ!
4回生QB#16古賀もパスだけでなく自身のスクランブルで勝ちへの執念を見せ、ゴール前2ヤードへと攻め込む。
この攻撃の3rd downでの中央へのランプレー。
この試合通してランゲームの立役者となっていた、4回生OL#58水田を筆頭にしたOL陣が相手フロントをここぞとばかりに押し込みホールをこじ開けると、2回生RB#28佐藤が小さな体を力一杯にねじりこませ劇的タッチダウン!
2ポイントコンバージョンは失敗に終わるも、最後の最後でリードを奪い返した!(PAT失敗、29-24)

残り時間9秒となり、CRUSADERSのキックで試合再開。
愛知大学のリターンをしっかりと仕留めたところで試合終了。
29-24でCRUSADERSの今季初勝利を飾ることができた!

しかし、初勝利は掴んだもののまだまだ課題も見受けられた。
反則やターンオーバーの多さ、プレーの精度などもっと改善することはたくさんある。
日々の練習で一つひとつクリアにして秋に向けて急成長していって欲しいと切に願う。
ひとまずは 初勝利おめでとうCRUSADERS!頑張れCRUSADERS!

(レポート By 12生 水野氏)


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5月4日(水・祝) 名古屋市港サッカー場 10:30 Kick Off

大学名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
南山大学 14 28
金沢大学 14 21

当日のゲーム速報のまとめはこちらから!

<得点経過&スタッツ>

Q Time Team Play Player Yds PAT G/NG
1 9:37 南山 Pass #4土本→#84鉾田 12 Kick G
2 4:58 金沢 Rush #31 1 Kick G
2 10:52 金沢 Fumble Recover #52 0 Kick G
3 2:56 南山 Pass #16古賀→#84鉾田 13 Rush NG
3 10:45 南山 Pass #16古賀→#8塗師 16 Pass G
4 1:52 南山 Pass #16古賀→#4伊東 8 Kick G
4 9:57 金沢 Pass #8→#17 34 Kick G


南山大学 VS

金沢大学

4 タッチダウン 3
2-2 PAT(1Point) 3-3
2-1 PAT(2Point) 0-1
0-0 FG 0-0
0 Safty 0

18
(6-11-1)
1st Down
(ラン-パス-反則)
9
(6-3-0)
31-250yds
(31-18-2)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インタセプト)
16-60yds
(16-4-2)
26-83yds ラン回数-獲得ヤード 33-107yds
57-333yds 攻撃回数-獲得ヤード 49-167yds

3-▲17yds 反則回数-損失ヤード 5-▲50yds
2-2 ファンブル回数-喪失 2-2

24:06 TIME OF POSSESSION 23:54
5/12 3rd Down Conversions
(成功/試行)
3/12
1/2 4th Down Conversions
(成功/試行)
0/1


<GAME REPORT>

2016年5月4日、名古屋市港サッカー場。
春とは思えぬ暑さの中、CRUSADERSの試合が行われた。
初戦を勝利で飾ったCRUSADERSの2戦目の相手は、北陸リーグに所属する金沢大学である。
春シーズンということもあり、若手の活躍に期待したい。

【1Q】
金沢大学のキックオフにて試合が開始。
CRUSADERSのオフェンス陣は、RBの位置に人を配置しないエンプティー隊形からの攻撃を試みる。
1プレー目はQBサックに遭うものの、その後副将QB#16古賀から、去年から活躍しているWR#2伊東ら、CRUSADERS自慢のパス攻撃が機能しフレッシュを獲得していく。
しかし、その後の3rdダウンインチでフレッシュを取れずパントとなる。
CRUSADERSディフェンスは、相手のラン・パス共に落ち着いた対応を見せ、難なくパントへ追い込む。
立ち上がりを見る限りオフェンス・ディフェンスどちらも良く、今後に期待が膨らむ。
その後のオフェンスは、相手の堅い守りに阻まれパントとなる。
しかし、そのパントのスナップミスからP#2伊東が自ら持って走りフレッシュを獲得する。
少しヒヤッとする場面であったが、臨機応変な対応は見事であった。
その後のオフェンスでは、RB#6神戸の相手を引きずる力強いランでゲインを重ねる。
最後は、QB#4土本から鉄人キャラで親しまれるWR#84鉾田へのパスが決まり、待望の先制タッチダウンを奪い、キックも成功させる。(PAT成功、7-0)

CRUSADERSは、K#88趙のキックにより試合再開。
ここで、金沢大学があわやタッチダウンというリターンをみせるもの、CRUSADERSは相手の反則に助けられ敵陣からのディフェンスとなる。
ここでもディフェンス陣は危なげなく抑え、第1Qが終了する。

【2Q】
第2Q、CRUSADERSオフェンス最初のパスプレーで、WRと相手CBが競り合いこぼれたボールを奪われ攻守交代となってしまう。
その後のディフェンスは、RBと両面で出場のDL#6神戸が二度のロスタックルをみせおさえこむ。
しかし、替わったオフェンスではWR陣のキャッチミスが続きなかなか前進することができない。
パントでもスナップが後ろに反れてしまい、CRUSADERSは自陣ゴール前からのディフェンスとなっってしまい、これを止めきれず同点とされる。(PAT成功、7-7)

嫌な流れを変えたいCRUSADERSであったが、オフェンスがロングパスを狙うもののインターセプトされてしまう。
その後のディフェンス陣が奮闘し、オフェンスを助ける。
DL#6神戸、#92臼井の見事なパスラッシュによりゲインを許さない。
しかし、替わったオフェンスの不調は続き、前進できないシリーズが続く。
自陣ゴール前でむかえたオフェンスは、スイーププレーを試みるもRBがボールをファンブル、これをエンドゾーン内で相手にリカバーされタッチダウンを奪われてしまう。
これにより、金沢大学に逆転を許してしまう。(PAT成功、7-14)
このまま、前半を終えたCRUSADERS。
ハーフタイムでしっかり修正し、後半に望んでほしい。

【3Q】
CRUSADERSのキックにより後半が開始される。
ここでディフェンスにビッグプレーが生まれる。
DL#92臼井が、パスを投げようとする相手QBのボールをはたき落としファンブル、これをCRUSADERSが押さえ攻守交代となる。
続くオフェンスも、この流れにのりQB#16古賀のパス、落ちついたスクランブルで前進していく。
最後は、WR#84鉾田が相手のタックルをかわしこの日2つ目のタッチダウンを奪う。
今年の鉾田はどこか違う雰囲気を醸し出している。(PAT失敗、13-14)

CRUSADERSのキックにより試合再開。
このシリーズで、相手がフィールドゴール隊形からスペシャルプレーを試みるものの、CB#11飯塚が落ち着いた対応をみせこれを阻止する。
オフェンス陣もパスを中心に着実にゲインを重ね、QB#16古賀からWR#8塗師へのロングパスで逆転のタッチダウンを奪う。
その後のTFPでは相手のアジャストミスをつき、2点を獲得する。(PAT成功、21-14)

【4Q】
最終第4Q、1プレー目で相手のピッチが乱れファンブル、これをCRUSADERSがリカバーし攻守交代。
流れがCRUSADERSに来ている状況の中、オフェンスもWR#2伊東の華麗なランアフターキャッチによりロングゲインをみせる。
最後も、伊東がパスキャッチで締めタッチダウンを奪う。
この男のセンスフルな動きは見ている者を魅了する。(PAT成功、28-14)

CRUSADERSのキックにより試合再開。
またしてもディフェンスにビッグプレーが生まれる。
相手の投じたボールを、今年主将を務めるLB#52浅見がインターセプト。
相手に反撃の余地を与えない。
その後は一進一退の攻防を見せるが、金沢大学も意地を見せ、QBサックからファンブルさせ、そのボールをリカバーし攻守交代。
その直後のプレーで相手にロングパスを決められてしまい、一気にタッチダウンを奪われる。(PAT成功、28-21)

その後のキックオフでは、金沢大学がオンサイドキックを成功させ、CRUSADERSはディフェンスからの再開となる。
ここはなんとは踏ん張ってほしいところだが、OLが本職のDL#58水田のナイスタックル、DB#7辻本のインターセプトで勝負あり。
28-21で、愛知大学戦に続き勝利をおさめた。

最終的には勝利を納めたものの、まだまだ課題はあるように思えた内容であった。
春の残りの試合や夏の期間で修正し、秋シーズンまで突き進んでほしい。
頑張れCRUSADERS!

(レポート By 12生 浅井氏)

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5月29日(日) 法政大武蔵小杉グラウンド 11:30 Kick Off

大学名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
南山大学 13
中央大学 17 13 40

当日のゲーム速報のまとめはこちらから!


<GAME REPORT>


2016年5月29日 法政大学グラウンド
相手はTOP8に所属する中央大学。
相手は格上であるかもしれないが、同じ人間、同じ大学生。
何とか一泡吹かせてほしい。
また、新チーム始動から今日までどれくらいチームが完成しているかを図るには絶好の相手である。
観客席を見てみると普段なかなかCRUSADERSの試合を観戦出来ないからか、とてもわくわくしているのが伝わってくる。
ぜひ勝利で応えてほしい。

【1Q】
中央大学のキックで試合開始。
しかし、ここはキックがサイドラインを割り、ペナルティによりCRUSADERSの自陣35ヤード地点からのオフェンス。
探り探り進めていくが、なかなかゲインが出来ない。
しかし、そこを打開したのがCRUSADERS史上でもトップレベルのホットライン。
QB#16古賀とWR#2伊東ラインである。
QB#16古賀のパスをWR#2伊東がキャッチし一気に敵陣36ヤード。
OL#56浅井が#2伊東まで走って起こしにいったのは、なかなかフォーカスされないが素晴らしいことである。
ここで畳み掛けようとさらにパスプレーを試みるが、惜しくもインターセプトを喫してしまう。
代わった中央大学のオフェンスに対して、LB陣が奮闘。
その中でもLB#57橋本が素晴らしいタックルで魅せる。
何としてでもスターターを掴むという思いが伝わってきた。
小生と同じ背番号を背負うと聞き、個人的に大きく期待している選手の一人である。
ディフェンス陣は随所に素晴らしい集まりを見せ、ここはフィールドゴールにおさえる。(0-3)

CRUSADERSのリターンで試合再開。
スターター3年目#14鈴木のリターンにより、自陣21ヤードからのオフェンス。
RB#6神戸のランに、OL#66本多のナイスブロックもありフレッシュ獲得。
OL#66本多の成長は、秋シーズンの結果を大きく左右する要素であり、彼の更なる成長はマストである。
このシリーズ、またもやRB#6神戸が魅せ、敵陣20ヤードまで走り込む。
そして仕事人RB#5佐藤のナイスプレイでゴール前まで攻め込み、最後はRB#6神戸が走り込みタッチダウン。
逆転に成功する。(PAT成功、7-3)

CRUSADERSのキックで試合再開。
2度サイドラインを割り、三度目の正直で蹴ったキックは無情にもリターンタッチダウンとなってしまう。(PAT成功、7-10)

CRUSADERSのリターンで試合再開。
#2伊東のナイスリターンで、自陣35ヤード地点からオフェンス。
ここでまたもや2年生が魅せる。
WR#19海野がQB#16古賀のパスをキャッチしビックゲイン。
WR#19海野は小生と同じ知多半島出身ということで通学が大変であるが、大きく期待している。
さらに前進を試みるが、ここでインターセプト。
されにそのままリターンタッチダウンを許してしまう。(PAT成功、7-17)

CRUSADERSのリターンで試合再開。
#14鈴木がタックラーをかわすナイスリターンをみせ、自陣35ヤード地点よりオフェンス。
攻めあぐねている中、QB#16古賀のランでフレッシュ獲得したところで第1Q終了。
なんとか離されずに粘りを見せてほしい。

【2Q】
エンドが変わってのCRUSADERSオフェンスだが、DLの厳しいラッシュもあり思うように進まずパントに追い込まれる。
続く中央大学自陣深くからのオフェンス。
しかし、ここで中央大学RBに独走を許し、またもタッチダウン。(PAT成功、7-24)

CRUSADERSのリターンで試合再開。
中央大学の大きなキックはタッチバック。
自陣25ヤードよりオフェンスは、上手くかみ合わずサードダウンアウトでパントに追い込まれる。
中央大学のリターンをLB#10渡辺のナイスタックルでおさえ、自陣45ヤードより中央大学のオフェンス。
完全に中央大学ペースなのか、どんどんゲインを重ねられる。
しかし、そこで魅せたのがDL#92臼井である。
今年に懸ける想いが伝わってくるようなビックプレー。
だが、ここでも断ち切ることができずフレッシュを許す。
そんな中で流れを変えるプレーが起きる。
LB#10渡辺のタックルが、相手のファンブルを誘いこれをSF#14鈴木がおさえ攻守交替となる。
自陣深いポゼッションからCRUSADERSオフェンス。
苦労人WR#12加藤、センスフルQB#4土本のナイスプレイでフレッシュ獲得。
彼らの活躍に呼応するかのように、期待の2年生OL#59山田のナイスブロック、RB#6神戸のランでフレッシュ獲得。
#59山田には、秋スターターで活躍するくらい今夏追い込んでもらいたい。
試合中に成長を重ねる男QB#4土本、東海NO.1WR#2伊東の活躍でまたもフレッシュを重ねるが、続かずパントへ。
中央大学自陣45ヤードよりオフェンス。
両面で出場するDL#6神戸のハードタックルにより、前半が終了する。

ハーフタイムで修正点を共有し、万全な状態で後半に臨んでもらいたい。

【3Q】
CRUSADERSのキックで後半開始。
中央大学自陣35ヤード地点よりオフェンス。
LB#52浅見のパスカットやLB#10渡辺のナイスタックルはあるが、なかなか続けずフレッシュ獲得を重ねられ、後半早々タッチダウンを奪われる。(PAT成功、7-31)

CRUSADERSのリターンで試合再開。
中央大学のキックはタッチバックとなり、自陣25ヤード地点よりオフェンス。
CRUSADERSは工夫を凝らしながら攻めるがフレッシュ獲得ならず、パントへ。
中央大学のオフェンスシリーズは、SF#7辻本のあわやインターセプトや、DL#61倉知のナイスタックル、LB#10渡辺のナイスタックルでCRUSADERSも何とか食らいつき、パントに追い込む。
CRUSADERS自陣17ヤードより代わったオフェンス。
そろそろ一本取りたいところである。
1年生からスターターとして活躍するCRUSADERS最強OL#58水田にそろそろエンジンが掛かってきたのか、後半からナイスブロックが多く見られる。
しかし、ここでまたも放ったパスがインターセプトとなり、ゴール前6ヤードより中央大学のオフェンス。
絶体絶命のディフェンス。
しかし、ここで3年生コンビが魅せる。
DL#92臼井、LB#10渡辺が中央大学オフェンスに立ちはだかり、ギャンブルプレイもおさえ、このピンチを無失点に抑える。
攻守交代し、CRUSADERS自陣2ヤードよりオフェンス。
QB#16古賀からWR#2伊東へのパス、RB#4土本のランでフレッシュ。
しかし、ここでQBが投げる瞬間に相手ディフェンスの手に弾かれたプレーがファンブルと判定され、リカバータッチダウンを奪われる。(PAT失敗、7-37)

CRUSADERSのリターンで試合再開するが、中央大学のキックはタッチバック。
CRUSADERS自陣35ヤードよりオフェンス。
攻めあぐねるなか、第3Qが終了した。

【4Q】
第4Q開始のプレー。
OL#74茅野、OL#58水田のナイスブロック、QB#4土本のナイスランが出る。
まだあきらめていないという思いが観客席まで伝わってきたのは、小生だけではないだろう。
また、ゲーム途中から出場してきたOL#75清水、OL#74茅野は今夏さらにフィジカルを大きくさせて更に強くなってほしいと期待を寄せている。
しかし、ここで止められまたもパント、さらにスナップにミスが出てオーバーしまう。
だが#2伊東はこれを落ち着いて処理して陣地回復。
心臓に毛が生えているというのは#2伊東のような選手をいうのだろう。
中央大学は自陣45ヤードよりオフェンス。
ここで登場したのがCB#25梅本である。
闘志あふれる彼のプレイスタイルは、昨年主将杉山をどこか彷彿とさ、魅力ある選手である。
まだ粗削りな一面はあるが、秋にはどこまで成長しているか楽しみである。
冬を超えて無尽蔵化したDL#6神戸のナイスタックルはあったが、ズルズルとゲインされ続け小生以外の観客はこのシリーズもタッチダウンだろうと思っていた。
しかし、1つのプレーがその流れを切った。
LB#10渡辺の渾身のインターセプト、そしてそのまま落ち着いてニーダウン。
心臓に毛が生えている選手は#2伊東と先述したが、この#10渡辺もまぎれもなくそうである。
彼に更にフィジカルが鍛えられれば、日本を代表するLBになると2015年LBで活躍した浅井は言う。
CRUSARES自陣25ヤード地点よりオフェンス。
このまま終わらせず、一矢報いたい。
RB#6神戸、RB#4土本のランで大きくゲインをする。
そして、ついにタッチダウンの時がやってくる。
QB#16古賀からWR#2伊東へのホットラインである。
強肩QB#16古賀のパスをWR#2伊東がキャッチすると、そのままエンドゾーンまで独走のタッチダウン。(PAT失敗、13-37)

CRUSADERSのキックで試合再開。
#4土本のキックはタッチバック。
中央大学自陣25ヤードよりオフェンス。
DL#6神戸、CB#31寺井、DL#92臼井、LB#10渡辺らがタックルで止めるが、中央大学もTOP8のプライドからか、負けじと攻める一進一退の攻防である。
その攻防に終始符を打ったのはSF#7辻本である。
先ほどのインターセプト未遂の悔しさを晴らすような素晴らしいプレーだった。
今こうして活躍しているのは勧誘した小生は非常にとって嬉しいことである。
攻守交代したCRUSADERSは、敵陣よりオフェンス。
惜しいプレーは多くあったが、フレッシュ出来ずに攻守交替。
代わった中央大学のオフェンス。
彼にとってこの試合何度目の見せ場なのだろうか。DL#6神戸のロスタックルで中央大学大きくロス。
CRUSADERSはディフェンスが粘りを見せ、ここをフィイールドゴールにおさえる。(13-40)

CRUSADERSのリターンで試合再開。
#14鈴木が執念のリターンをみせ、自陣20ヤードよりオフェンス。
最後に一矢報いようとパスで攻めるが、無情にも13-40でタイムアップとなった。

中央大学は紛れもなく格上の相手ではあったが、全く通用しなかったわけではない。
通用しなかった部分は今日から早急に取り組むべくきである。
春出た課題を秋までに修正出来るチームが秋に微笑むことが出来るチームである。
CRUSADERSがそうあると信じている。

(レポート By 12生 水野氏)

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6月5日(日) 南山大学グラウンド 11:00 Kick Off

大学名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
南山大学 14 35
上智大学 21

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<GAME REPORT>


2016年6月5日日曜日、南山大学グラウンドにて上智大学との試合が行われた。
伝統の上南戦、CRUSADERSがこのゲームに勝利すると南山大学の総合優勝が確定する。
5年ぶりの総合優勝に向けて、前節の中央大学戦からの成長が問われる試合となるだろう。

【1Q】
上智大学のキックオフで試合が開始される。
一回生から大活躍のエースレシーバー#2伊東のリターンで自陣28ydsからの攻撃、QB#16古賀とRB#6神戸のハンドオフが合わずファンブルし、いきなり上智大学に攻撃権を奪われる。
そして次のプレーであっさりとロングパスを決められ、タッチダウンを許してしまう。(PAT成功、0-7)

上智大学のキック、CRUSADERSのリターンにより試合が再開。
自陣25ydsからCRUSADERSのオフェンスが始まる。
悪い流れを断ち切るためにもしっかりとドライブをつないでいきたい。
RB#6神戸の力強いラン、本日はRBとしても出場する#4土本のスピードを活かした走り、QB#16古賀からWR#2伊東へのホットルートが決まり、着実にファーストダウンを更新していく。
最後はチーム1の努力家であるOL#56浅井のナイスブロックもあり、RB#6神戸のドロープレーでタッチダウンを奪い取る。(PAT失敗、6-7)

上智大学のリターンで試合再開。
先ほどは簡単に得点を許したが、主将としてチームを率いるLB#52浅見と突き刺すようなタックルが持ち味のディフェンスリーダーLB#10渡辺のLB2人を中心にしっかり守ってもらいたい。
全体的に思うようなディフェンスはできなかったが、相手のミスに助けられなんとかパントに追い込む。
相手のパントが自陣の深いところに落ちて第1Qが終了する。

【2Q】
第2Qに入り、自陣7ydsからの攻撃。
怪我に悩まされたRB#21稲吉のランでゲインしたが、QBサックにより大きくロス。
伊東へのパスは成功したが、ファーストダウンには少し足りずパントになる。
代わった上智大学の自陣25ydsからの攻撃では、センス溢れるDL#92臼井とLB#52浅見、LB#10渡辺のナイスタックルにより3回でパントに追い込む。
CRUSADERSは、自陣35ydsからの攻撃開始。
癒し系OL#58水田のナイスブロックとRB#6神戸のランでフレッシュし、さらにWR#2伊東へのパスが決まりゴール前まで攻め込む。
最後もWR#2伊東へのパスでタッチダウン!
RB#6神戸のランで2ポイントコンバージョンも成功し、8点獲得する。(PAT成功、14-7)

オフェンスが点差を広げてくれたからこそ、しっかりと守りたいCRUSADERSのディフェンス。
安定感のある守護神DB#14鈴木の活躍もある中、タックルミスなどから何度もフレッシュを許し、ズルズルと進まれタッチダウンを奪われてしまう。(PAT成功、14-14)
同点に追いつかれ前半が終了する。

【3Q】
K#87趙のキックで試合再開。
上智大学のリターナーに大きくリターンされ、ハーフラインあたりから上智大学の攻撃。
DL臼井のスピードを活かしたナイスタックルもあり、3回でパントに追い込む。
ここで上智大学のパントは、またしても自陣奥深くまで蹴り込まれた。
CRUSADERSの自陣2ydsからの攻撃は、ラインとバックがうまくかみ合わずフレッシュすることなくパントとなる。
P#2伊東のパントは、距離は良かったものの、カバーが間に合わず大きくリターンされ、上智大学にまたも良いフィールドポジションを渡してしまう。
上智大学ハーフラインからの攻撃。
ここでも頼れる主将LB#52浅見のナイスタックルによりフレッシュを許さず、パントへ。
上智大学のパントは、エンドゾーン内に入りタッチバックとなる。
代わったCRUSADERSの攻撃は、期待のWR#7上村と#19海野へのパスにより大きくゲイン。
そして、ここでもWR伊東へのロングパスでゴール前まで迫り、最後はRB#6神戸のランでタッチダウン。
K#4土本のキックも決まりリードすることができた。(PAT成功、21-14)

代わった上智大学の攻撃、さらに点差を広げるため4回生が意地を見せる。
相手QBが投げたボールをDL#6神戸がパスカットし、浮いたボールをLB#52浅見がインターセプト!
さらに敵陣20ydsまでリターンを決める。
そのままの勢いを活かしWR海野へのパス、チーム1のセンスを持つWR#5塗師へのパスでタッチダウン!
ここで点差を広げることに成功する。(PAT成功、28-14)

CRUSADERSのキックで試合再開。
上智大学のリターナーに大きくリターンされ、またもやハーフライン付近から攻撃されることとなる。
がむしゃらに取り組むCB#25梅本のナイスカバーによりパスをカット。 ここで第3Qが終了する。

【4Q】
このシリーズは、CRUSADERSのフロント陣が大活躍する。
苦労してフィジカルアップに成功したDL#61倉地と、思い切りの良さで活躍必至のDL#87趙、そしてDL#6神戸と#92臼井の活躍により4thダウンに追い込んだ。
ここで相手は、フィールドゴールのフォーメーションからスペシャルプレーを敢行し成功、一気にゴール前まで攻め込まれてしまう。
高校時代からのチームメイトLB#10渡辺とDB#14鈴木のナイスタックルもあったが、最後は相手にタッチダウンを許してしまった。(PAT成功、28-21)

CRUSADERSのリターンで試合再開。
相手のカバーが良く、自陣30ydsからの攻撃となる。
不器用ながらも決して手を抜かないOL#66本多のナイスブロックにより、RB神戸のランでフレッシュ。
その後もチームで1番怪我に泣いてきたWR#12加藤へのパスとWR#7上村へのパスで着実にゲインを重ねたが4thダウンに追い込まれる。
ここでCRUSADERSがスペシャルプレーを選択。
パントのフォーメーションからダイレクトスナップのランプレーでタッチダウンを奪う。(PAT成功、35-21)

CRUSADERSのキックで試合再開。
ここでも上智大学に大きくリターンされハーフラインからの攻撃となる。
着々と相手にゲインを重ねられるが、パス失敗が続き、されに4thダウンギャンブルも失敗、何とか攻守交代させることに成功する。
時間を使いつつ得点を狙いたいCRUSADERSは、期待の新人#23服部へのパスを通すががフレッシュには至らず、#2伊東のパントにより攻撃権放棄。
上智大学は自陣42ydsより攻撃権を得る。
時間的にも最後のディフェンスとなるが、ここでDL#92臼井のQBサック!
その後、パスインターフェアの反則などもありゲインを許すが、最後は頼れるキャプテンLB#52浅見のブリッツでQBサックを決め試合終了。

CRUSADERSは春3勝目をあげ、上南戦の総合優勝が確定した。
課題は多く出る試合ではあったが、チームの中心人物の活躍により優位に試合を運ぶことができた。
秋に後悔しないようチーム一丸となってがむしゃらに取り組んで欲しい。
頑張れCRUSADERS!

(レポート By 12生 近藤氏)


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6月25日(土) 名古屋商科大学グラウンド 10:30 Kick Off

大学名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
南山大学 12 10 29
信州大学 21 31

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<得点経過&スタッツ>

Q Time Team Play Player Yds PAT G/NG
1 1:54 信州 Rush #28 1 Kick G
1 4:39 信州 Pass #10 → #7 35 Kick G
1 6:36 南山 Pass #4土本 → #2伊東 57 Kick G
1 7:40 信州 Pass #10 → #12 11 Kick G
2 7:33 南山 Rush #6神戸 3 Kick NG
2 11:45 南山 Pass #4土本 → #2伊東 1 Rush NG
3 5:52 信州 Rush #10 2 Kick G
4 3:18 南山 Field Goal #87趙 29

4 6:29 南山 Rush #23服部 1 Kick G
4 11:44 信州 Field Goal #7 21



南山大学 VS 信州大学
4 タッチダウン 4
3-2 PAT(1Point) 4-4
1-0 PAT(2Point) 0-0
1-1 FG 1-1
0 Safety 0

21
(9-12-0)
1st Down
(ラン-パス-反則)
12
(9-3-0)
30-228yds
(30-19-2)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インタセプト)
10-125yds
(10-5-1)
36-127yds ラン回数-獲得ヤード 30-162yds
66-355yds 攻撃回数-獲得ヤード 40-287yds

6-▲35yds 反則回数-損失ヤード 6-▲38yds
1-0 ファンブル回数-喪失 2-1

26:35 TIME OF POSSESSION 21:25
5/12 3rd Down Conversions
(成功/試行)
1/6
1/1 4th Down Conversions
(成功/試行)
1/0


<GAME REPORT>


2016年6月25日 名古屋商科大学グラウンド。
南山大学CRUSADERSにとっては、これが春季オープン戦最後の試合となる。
相手は同じ東海地区の信州大学。
春の集大成として、赤ヘル軍団に勝つことはできるのか。

【1Q】
CRUSADERSのキックオフで試合開始。
試合開始早々、カバーチームが奇麗にブロックされ、あわやタッチダウンのビッグリターンを許してしまう。
CRUSADERSディフェンスは、いきなり自陣からの守備となる。
なんとか抑えたかったが、信州大学のカウンタープレーに翻弄され、あっさり失点。
先制点を許してしまう。(PAT成功、0-7)

攻守が変わり、CRUSADERSは自陣30ヤード付近から反撃開始。
スタートQBはランの得意な#4土本、今春の成長を存分に発揮して欲しいところだ。
だがここはオプションのランが上手く通らずパントへ追い込まれた。
さらにスナップが乱れ、なんとかボールを蹴るも陣地は回復できず。
CRUSADERSディフェンスはまたも自陣で戦うこととなる。
地に足がつかぬ間に、1プレー目から相手レシーバーをワイドオープンにしてしまいタッチダウンパスを決められる。
これにより開始早々に2ポゼッション差とされてしまった。(PAT成功、0-14)

続くキックオフリターンも相手のラッシュに抜けられ大きなリターンはならず、自陣から反撃するCRUSADERSオフェンス。
ここでようやくエンジンがかかりだしたのか、QB#4土本からWR#8塗師へのスクリーンパス、WR#7上村へのショートパスが決まりフレッシュ!
トドメはこの男、甘いフェイスの天才肌WR#2伊東がロングパスを受け取りエンドゾーンを駆け抜ける。
CRUSADERSオフェンスが、この試合初得点で反撃を開始した。(PAT成功、7-14)

ここから一気に流れを持ってきたかったが、直後のキックオフ、またもや同じような形でビッグリターンをされてしまい自陣からのディフェンスとなる。
規格外のパワーとスピードDL#5神戸のロスタックルもあったが、直後のプレーでまたもタッチダウンパスを決められる。(PAT成功、7-21)
単発でのタッチダウンが数々飛び出し、撃ち合いの様相を呈してきた。

CRUSADERSは、自陣からの攻撃。
このシリーズからはRBを2人配置する体型からのQBランも使い、フレッシュを重ねる。
しかし、ハーフラインを超えたところでランを止められ、サードダウンで投じた1球はWRの手を弾きインターセプト。
なかなか思うようなドライブができずディフェンスへ回してしまう。
試合展開を考えてもディフェンスはなんとか敵陣で抑えたい。

【2Q】
第2Q開始早々、相手のファンブルをLB#44橋本がファンブルリカバー!
CRUSADERSオフェンスが颯爽とフィールドへ!
なんとしても得点まで持っていきたい場面、3rdダウンロングへ追い込まれるも、力強い走りが魅力の即戦力1回生RB#23服部がスクリーンパスをキャッチしてからフレッシュ。
このプレーを皮切りにWR#19海野のキャッチ、RB#23服部の捕って走っての活躍でフレッシュを重ね、ゴール前へ。
ここからは体型をIフォーメーションへ変え、スーパースター#5神戸がRBの位置へ。
ラン、パスを織り交ぜ、最後はRB#5神戸がカットで切り込みタッチダウン!
続くPATではスナップが後ろへ逸れ、失敗となる。(PAT失敗、13-21)

その後の信州大学の攻撃を 守備範囲の広いディフェンスリーダーLB#10渡辺の連続タックル、攻守でふんばるOL/DL水田の気迫のタックルでパントへ追い込む。
代わったCRUSADERSオフェンスは、パスをテンポよく決めゴール前へ!
相手ディフェンダーを何人もかわすWR#2伊東には本当に見惚れてしまう!
最後もこのWR#2伊東がサイドライン際でタッチダウンパスをキャッチ!
続くPATではツーポイントコンバージョンを狙い失敗に終わるも、CRUSADERSが追い上げを見せて前半終了。(PAT失敗、19-21)
後半も撃ち合いになる予感だ!

【3Q】
後半は、CRUSADERSのリターンで試合再開。
このリターンでDB#14鈴木が好リターンを魅せるも、反則で自陣からのスタート。
このシリーズでは、WR#5伊東、WR#19海野へのパスや 成長株のニューフェイスRB#21稲吉のランで敵陣へ侵入する。
しかしここで奥を狙ったパスがインターセプト。
またも敵陣内でターンオーバーを喫してしまう。
後半に入ってもCRUSADERSディフェンスはカウンタープレーにアジャストできず、ロングゲインで一気に自陣レッドゾーンへ攻め込まれる。
最後も相手QBにカウンターステップから走られタッチダウン。
差を広げられてしまう。(PAT成功、19-28)

続くCRUSADERSのリターンでもDB#14鈴木が好リターンし、ハーフライン付近からのオフェンスとなったが、この好機はモノにできず、3 and outでパントへ。
すぐにでもオフェンスへボールを戻したいディフェンス陣。
ロスタックルや相手の反則で3rdダウンロングのシチュエーションを作る!
しかし、オフェンスが準備し始めたところでまたもや相手QBのカウンタープレーでビッグゲインを奪われ、フレッシュを許す。
ハーフラインまで攻め込まれるが、ここは長い手足を活かしたDL#87趙の見事なパスカットなどでパントへ追い込む。
CRUSADERSオフェンスがラン、パスとプレーしフレッシュしたところで第3Q終了。
勝負はやはり第4Qまでもつれた。

【4Q】
CRUSADERSの攻撃は、パスとランをバランスよく決めて敵陣へ入っていく。
しかしここは攻めきれず、フィールドゴールの3点で1ポゼッション差とする。(22-28)

信州大学は時間を使いながら得点したいところだったが、僅か2プレー目でLB#10渡辺がインターセプト!
守備の要が今日もモメンタムを掴む。
このディフェンスのビッグプレーに応え、逆転したいオフェンス陣。
今日も走る!QB#4土本の見事なランとパスで敵陣へ進む!
さらにRB#23服部もパワフルなランを立て続けに魅せタッチダウン!
服部の記念すべき大学初タッチダウンでCRUSADERSがついに逆転に成功した。(PAT成功、29-28)

ここはピシャリと抑えて、勝利を確実にしたかった。
だがしかし、信州大学に痛恨のビッグリターンを許し、自陣でのディフェンスとなる。
3rdダウンをしっかりおさえ、信州大学のフィールドゴールチャレンジ、ここで信州大学のスキルチームのミスもありターンオーバー!
CRUSADERSのオフェンスへと切り替わる。
時間を使いながら上手くドライブしていきたいところだったが、敵陣へ入る前にパントとなり、勝負の行方はディフェンスに委ねられる。
しかしそのファーストプレー、信州大学のWRへのスクリーンをフェイクとしたディープへのスペシャルパスにまんまとやられてしまった。
パシュートでタッチダウンは防ぐもののフィールドゴール圏内へ。
ランで時間を使われ、最後は相手フィードゴールが成功し逆転負け。(29-31)
悔しい想いで試合を終えた。

今日の試合はこれまでの試合と違い、若いメンバーやサブポジションを担う選手が多く試合に出場していたが、要所で活躍するのはやはりいつもの顔ぶれだった。
秋季リーグでも予想されるチームの状況を考えても、スタートを狙う選手の底上げや主力選手の2ポジション目の精度が、劇的敗者を劇的勝者へと覆す大事な要素なのかもしれない。
秋へ向かって、チームとして下からの突き上げ・ユニットとしての完成度を上げて、ひと皮もふた皮も剥けて高みを目指して欲しい。
頑張れ!CRUSADERS!!

(レポート By 12生 水野氏)

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