CRUSADERS 2014 SPRING GAME RESULT

日時
対戦校
グラウンド
キックオフ
4月12日(土)VS 愛知大学南山大学グラウンド15:00
4月26日(土)VS 岐阜大学名古屋市港サッカー場10:45
5月17日(土)VS 愛知学院大学名古屋市港サッカー場10:45
5月31日(土)VS 上智大学南山大学グラウンド13:30

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4月12日(土) 南山大グラウンド 15:00 Kick Off

大学名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
南山大学 14
愛知大学 13 10 37

当日のゲーム速報のまとめはこちらから!

<得点経過&スタッツ>

Q Time Team Play Player Yds PAT G/NG
1 11:25 愛知 Rush #31 3 Kick G
2 3:31 愛知 Rush #17 10 Kick G
2 4:32 南山 Pass #2北川 → #18鈴木 30 Kick G
3 4:47 愛知 Pass #11 → #80 20 Kick G
3 8:12 愛知 Rush #12 40 Kick NG
3 11:10 南山 Rush #21水野(信) 2 Kick G
4 3:59 愛知 Pass #11 → #12 5 Kick G


南山大学 VS 愛知大学
2 タッチダウン 5
2-2 PAT(1Point) 5-4
0-0 PAT(2Point) 0-0
0-0 フィールドゴール 0-0
0 Safety 0

10
(6-2-2)
1st Down
(ラン-パス-反則)
16
(10-5-1)
22-89yds
(22-5-2)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インターセプト)
28-70yds
(28-12-0)
36-102yds ラン回数-獲得ヤード 32-157yds
58-191yds 攻撃回数-獲得ヤード 60-227yds

5-▼65yds 反則回数-損失ヤード 5-▼60yds
1-1 ファンブル回数-喪失 0-0


<GAME REPORT>


2014年4月12日、天候晴れ。
南山大学名古屋キャンパスグラウンドにて、愛知大学との試合が行われた。
昨年は3位に終わったCRUSADERSの2014年度初戦である。
相手は昨年の入替戦で名古屋商科大学を下し、今季より一部リーグに挑戦する愛知大学。
初戦ということもあり、主将を務める真置も気合いが入る。
「東海優勝」を目標に掲げ、これまで取り組んできた成果を存分に発揮し、初陣を勝利で飾って欲しいところだ。

【1Q】
愛知大学のキック、CRUSADERSのリターンで試合が開始された。
一本目はキックがラインを割って蹴りなおし、二本目のキックを4回生エースRB#28石山によるリターンで15ydsほどゲインし、自陣40ydsよりCRUSADERSの攻撃が始まる。
CRUSADERSオフェンスを率いるのは、今年副将を務める4回生QB#2北川。
オフシーズンからウエイトアップに取り組んできたチームを象徴するかのような見事な肉体である。
I隊形からの攻撃で、今年オフェンスリーダーを務める3回生RB#21水野(信)、RB#28石山が着実にゲインを重ね、フレッシュを獲得。
しかしその後はうまくかみ合わず、3回で攻撃はストップ。
続くパントで低めのスナップを処理したかに思えた#2北川が痛恨のニーダウン。
自陣48ydsからのディフェンスとなってしまう。
迎えるディフェンスは昨年からメンバーががらりと入れ替わった上に、副将の4回生LB#22坪根、同じく副将のDL#75日出が怪我で欠場し、ディフェンスの精神的支柱を欠く厳しい立ち上がりとなった。
ファーストプレーでロングゲインを許すものの、その後は3回生DB#1杉山の闘志あふれるタックルや、相手のスナップミスに助けられ、このシリーズはシャットアウト、パントに追い込む。
この後は両者一進一退の攻防が続き第1Q終了かと思われた。
しかし愛知大学の攻撃、QBのドロープレーでロングゲインを許し、自陣1ydsまで攻め込まれてしまう。
何とか踏ん張りたいCRUSADERSディフェンスであったが、エンドラインを割られ、タッチダウンを許してしまう。(PAT成功、0-7)

【2Q】
愛知大学のキック、CRUSADERSのリターンにより試合が再開。
2回生LB#52浅見によるリターンがあるも、自陣32ydsからの攻撃は3回でシャットダウン。
続くパントでもスナップの乱れから蹴ることができず、自陣深くからのディフェンスが始まる。
ここで何とか踏ん張りたいCURUSADERSディフェンスであったが、愛知大学の攻撃が止まらない。
高いポテンシャルを秘めた2回生LB#6神戸やLB#52浅見であるが、相手プレーを見切ることができず2本目のタッチダウンを許してしまう。(PAT成功、0-14)

そろそろ一本が欲しいCURUSADERSオフェンス。
「今年のオフェンスは一味違いますよ。」、そう語ってくれたのは3回生OL#57水野(健)である。
ランプレーを中心に敵陣30ydsまでゲインを重ねると、最後はQB#2北川から俊足の4回生WR#18鈴木へのオプションフェイクのパスでついに待望のタッチダウンが生まれる。
オフェンスを引っ張る4回生のホットラインで意地を見せた。
その後のPATも、スナッパーに抜擢された2回生LB#9近藤(圭)が放った正確なスナップから、4回生DL#78真置が確実に決めて追加点を挙げた。(PAT成功、7-14)

CURUSADERSのキックで試合が再開。
主将#78K真置の特大キックにより、敵陣深くからのディフェンス。
4回生DB#4吉田のナイスパント、ディフェンスリーダーを務める3回生DL#53近藤(孝)のナイスタックルもあり、好フィールドポジションを保ちながら相手オフェンスをシャットアウト。
その後は膠着状態が続き、前半終了のホイッスル。

フレッシュなメンバーが多く、初戦ということもあり始めは硬さが見られたが、タッチダウン以降はそれも消え、普段の思い切りのよさが戻ってきたように思える。
後半は新人たちの活躍にも期待しつつ、逆転勝利を期待したい。

【3Q】
CURUSADERSのキック、愛知大学のリターンで試合再開。
タックルミスなどもあり、敵陣48ydsからのディフェンスとなる。
経験豊富な4回生DB#23村上が指示を飛ばし、相方を務める2回生DB#25舟橋らDB陣のナイスカバーで相手のパスプレーを完封し、このシリーズをパントに追い込む。
続くオフェンスを率いるのは2回生QB#15古賀。
落ち着いてスクリーンパスを決めるなど好プレーもあったが、パントに終わる。
敵陣27ydsからのディフェンスであったが、相手に中央のランプレーで一気に自陣32ydsまでのロングドライブを許すと、最後はパスを決められタッチダウンを許す。(PAT成功、7-21)

キックリターン後のCRUSADERSオフェンス。
4回生OL#56山原率いるOL陣のプロテクションもあり、QB#15古賀から「オッサン」の愛称で親しまれる2回生WR#17松下へのパスが決まるなど見所はあったものの、反則による罰退が響きパントに終わる。
続くディフェンスではレイトヒットの反則から自陣まで押し戻されてしまい、自陣40ydsから相手のランプレーによる独走タッチダウンを許し、点差を広げられてしまう。(PAT失敗、7-27)

愛知大学のキックで試合再開。
相手のキックがCRUSADERSの選手に当たり、あわやボールを奪われてしまうかもといったシーンであったが、OL#56山原が執念のリカバーを見せ、結果自陣40ydsという好フィールドポジションからのオフェンスとなった。
QB#2北川からのロングパスを、うまくマークを掻い潜った2回生WR#83加藤(舜)がキャッチし、28ydsのロングゲインとなる。
その後もRB#21水野(信)、RB#28石山らが着実にゲインを重ね、最後はRB#21水野(信)がエンドゾーンに飛び込みタッチダウン。
勝負はこれからだと言わんばかりに長いドライブを制した。(PAT成功、14-27)
そしてついに最終クォーターを迎えることとなる。

【4Q】
キックカバー後のディフェンスは、相手オフェンスをしっかり3回で締め、パントまで追い込む。
なんとしても一本欲しい。
そんな気持ちで臨んだ直後のオフェンスであったが、攻め急いでしまったか、QB#2北川のパスはインターセプトされてしまう。
そのまま大きくリターンされてしまい、自陣21ydsからの厳しいディフェンスとなる。
DL#53近藤(孝)のナイスタックルで何とか踏みとどまるも、最後はパスを決められ、本日5本目のタッチダウンを許す。(PAT成功、7-34)

続くキックリターン後のCRUSADERSオフェンスであったが、どうにもかみ合わず、RB#21水野(信)がトスされたボールを前にこぼしてしまい相手にリカバーされてしまう。
再び回ってきたCRUSADERSディフェンス。
ブリッツやスラントのサインを試みるもずるずるとゲインされ、またもやタッチダウンかと思われたが、眠れる獅子こと3回生LB#44浅井のロスタックル。
控えめなガッツポーズも飛び出しエンドラインを割らせない。
しかしその後のフィールドゴールを決められ追加点を許す。(14-37)

CRUSADERSオフェンスは、パス主体の攻撃に切り替えるも相手のナイスカバーに阻まれてしまう。
QB#15古賀が苦し紛れに投げたパスがインターセプトされてしまい、またしても攻撃権を奪われる。
続くディフェンスは意地で守り抜き、ゴール前5ydsで最後のオフェンスに繋ぐ。
ここは一矢報いたいCRUSADERSオフェンス。
QB#2北川から放たれたパスは、相手ディフェンスを二人かわしたWR#18鈴木の手に納まり、そのまま95yds独走タッチダウン!かと思われたが、パスインターフェアの反則を取られてしまいタッチダウンは取り消し。
そしてそのまま試合終了となった。

結果は14-37の敗戦となり、大事な初戦を黒星でスタートすることとなった。
3本のターンオーバーを許し、ディフェンスでもタックルミスが散見されるなどまだまだ未完成なチームであることが確認できた試合だったといえる。
選手たちはこの悔しさをバネに、「考動力」のスローガンのもと何をすべきなのか考え、日々の練習に取り組んで欲しい。
がんばれCRUSADERS!!

(レポート By 10生 上垣内氏氏)


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4月26日(土) 名古屋市港サッカー場 10:45 Kick Off

大学名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
南山大学 22 36
岐阜大学 14 19 13 46

当日のゲーム速報のまとめはこちらから!

<得点経過&スタッツ>

Q Time Team Play Player Yds PAT G/NG
1 2:29 岐阜 Rush #23 14 Kick G
1 7:57 岐阜 Rush #23 4 Kick G
1 8:10 南山 Kickoff Return #18鈴木 78 Kick G
2 3:32 岐阜 Rush #2 15 Kick G
2 5:00 岐阜 Rush #23 65 Kick NG
2 7:41 岐阜 Intercept Return #5 77 Kick NG
3 8:01 南山 Intercept Return #1杉山 77 Kick G
4 3:29 岐阜 Rush #23 47 Kick NG
4 5:13 南山 Pass #2北川 → #18鈴木 20 Kick G
4 5:22 南山 Pass #2北川 → #18鈴木 55 Kick G
4 9:48 南山 Rush #21水野(信) 17 Rush G
4 11:56 岐阜 Rush #23 13 Kick G


南山大学 VS 岐阜大学
5 タッチダウン 7
4-4 PAT(1Point) 7-4
1-1 PAT(2Point) 0-0
0-0 フィールドゴール 0-0
0 Safety 0

18
(14-4-0)
1st Down
(ラン-パス-反則)
18
(16-2-0)
23-115yds
(23-12-2)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インターセプト)
14-57yds
(14-5-1)
36-195yds ラン回数-獲得ヤード 43-548yds
59-310yds 攻撃回数-獲得ヤード 57-605yds

3-▼25yds 反則回数-損失ヤード 4-▼20yds
1-0 ファンブル回数-喪失 0-0

22:48 TIME OF POSSESSION 25:12
3/11 3rd Down Conversions
(成功/試行)
7/11
0/1 4th Down Conversions
(成功/試行)
0/2


<GAME REPORT>


2014年4月26日、天候晴れ。
名古屋市港サッカー場にて、2014 CRUSADERSのこの春2試合目が行われた。
相手は昨年の入れ替え戦で三重大学を完封で下し、今季より1部リーグに復帰してきた岐阜大学。
前節では同様に1部リーグに復帰してきた愛知大学に敗北しているだけに、1部リーグ校としての意地と2週間の取り組みを見せてほしいところだ。

【1Q】
CRUSADERSのキック、岐阜大学のリターンにより試合が開始された。
キッカーは2014 CRUSADERSを率いる主将DL/K#71真置。
彼の敵陣奥深くまで蹴り込むキックに、CRUSADRSは幾度となく救われてきた。
そんな真置のまずまずのキックにより、敵陣22ydsより岐阜大学の最初の攻撃が始まる。
今年のCRUSADERSディフェンスは若い面々が多く、積極的なプレーを期待したいところである。
岐阜大学はI隊形からオープンプレーを展開するも、侍の魂を受け継いだ2回生LB#9近藤(圭)らのナイスタックルもあり簡単に3rd downに追い込む。
迎えた3rd down、いいリズムでオフェンスにつなげてほしかったところではあるが、ショットガン隊形からのオープンへのオプションプレーに対応できず、あっさりとフレッシュを奪われてしまう。
その後もカウンターでのランプレーでロングゲインを奪われ、最後はI隊形からの中央へのランで先制を許してしまう。(PAT成功、0-7)

岐阜大学のキック、CRUSADERSのリターンにより試合再開。
待望のCRUSADERSのオフェンスである。
今年のオフェンスは、バックフィールド陣を中心に経験豊富な選手が多い。
そんな彼らを生かすも殺すもオフェンスライン次第である。
4回生OL#56山原とパートリーダーの3回生OL#57水野(健)ら実力者を中心にプレーで魅せたい。
I隊形から中央、オープンへとランプレーを展開するもゲインを重ねることができず、簡単にパントに追い込まれる。
迎えた岐阜大学のオフェンス。
上回生になり、以前にも増してやる気に満ち溢れた3回生LB#44浅井の好プレーが飛び出すも、その後あっさりと長いパスを決められ、中央へのランプレーにより本日2本目のタッチダウンを許してしまう。(PAT成功、0-14)

いいところをみせたいCRUSADERSのリターンチームだが、これまで続いた悪い流れを4回生WR#18鈴木が一掃してくれた。
自陣80yds近くでボールをキャッチすると、あれよあれよと敵を交わし、フィールドを縦横無尽に駆け回りそのままタッチダウン!!
彼の持ち前のスピードが光る見事なプレーであった。(PAT成功、7-14)

このまま流れに乗りたいCRUSADERS。
そんな流れを察したかのように、K#71真置の蹴ったボールは相手選手の懐からするりとこぼれ、リカバーに成功。
CRUSDERSオフェンスとなるものの、1st downを更新できず。
その後は両チーム一進一退の攻防で1Qを終える。

【2Q】
開始早々、名実ともにエースとなった4回生RB#28石山のラン、副将QB#2北川からWR#18鈴木へのショートパスで連続してフレッシュを獲得するが続けることができず、パントへ追い込まれる。
攻守交代し、岐阜大学のオフェンス。
相手QBのオープンプレーに反則が重なりロングゲインを許す。
最後はカウンタープレーフェイクからのQBキープで再びタッチダウンを許してしまう。
タックルできたと思われるプレーであり、若いディフェンスだからといえ、もう少し気持ちを前面に出したプレーを期待したいところである。(PAT成功、7-21)

岐阜大学のキックにより試合再開。
リターナーはオフェンスリーダーを務める3回生RB#21水野(信)。
力強い走りでタックルしてくる相手選手を引きずり、自陣41ydsからのCRUSADERS オフェンス。
そろそろ目覚めたいオフェンス、期待の2回生QB#16古賀から再三登場のWR#18鈴木へのパスが決まるものの、うまくかみ合わずパントへ。
いい流れでオフェンスへとつなげたいCRUSADERSディフェンスであったが、敵陣35ydsよりランプレーでするりするりと相手RBに交わされ、本日4本目のタッチダウンを献上してしまう。(PAT失敗、7-27)

このままではいけないと奮起したオフェンスの上回生。
自陣27ydsからの攻撃、QB#2北川からWR#18鈴木へのホットラインパス、エースRB#28石山の中央ランで着実にゲインを重ね、RB#21水野のダイブによりゴール前20ydsまで歩みを進める。
ここまで来れば是が非でもタッチダウンが欲しいところであったが、苦し紛れに放ったランフェイクのパスを相手ディフェンスにインターセプトされ、そのままリターンタッチダウンを奪われてしまう。(PAT失敗、7-33)
さらに点差を広げられたまま、前半を折り返した。

多くの主力メンバーを欠くディフェンスであるが、時間が経つごとに試合にも慣れ始めてきた。
オフェンスもOL陣が随所でよいブロックを重ねている。
後半は、オフェンス、ディフェンス、キッキングのかみ合った締まった試合を見せ、逆転してくれることに期待したい。

【3Q】
岐阜大学のキック、CRUSADERSのリターンにより後半が開始された。
自陣43ydsよりスタートした後半最初のドライブも、簡単にシャットアウトされてしまう。
その後、試合が膠着したかのように見えた。
ディフェンスは、ディフェンスリーダーを務める3回生DL#53近藤(孝)やポテンシャルが光る2回生LB#6神戸の好タックル、今後の活躍が期待される2回生CB#11飯塚のパスカットにより、ゲインは許すものの要所をしのぐ展開に。
そんなチームの雰囲気に喝を入れたのが、3回生CB#1杉山であった。
相手のアウト系のパスを冷静に読み澄まし、2年間この一瞬のためにこだわり続けたハンドキャッチで華麗に掴み取ると、快足を飛ばしてエンドゾーンへ!!
彼の素晴らしいパフォーマンスにスタンドは酔いしれた。(PAT成功、14-33)
このプレーを足掛かりに・・・といきたいところであったが、その後は両者ともに拙攻が続き、スコアの動かないまま戦いは最終局面、第4Qへ。

【4Q】
否が応でも勝利を手にしたいCRUSADERSは、敵陣7ydsからのディフェンス。
RBから転向してきた2回生DB#25舟橋やフィールド内での精神的支柱である4回生DB#4吉田の泥臭いプレーが光るも、相次ぐタックルミスで再びタッチダウンを献上。
ここでさらに点差を広げられてしまう。(PAT失敗、14-39)

攻守変わり、自陣31ydsからのオフェンス。
昨年より試合に出場する2回生OL#58水田の機転が利いた相手NGの処理と2回生OL#66本多のキックアウトがきれいに決まり、RB#21水野が51ydsのロングゲイン。
欲を言えば追いつかれてほしくなかったが、これで自陣18ydsまで侵攻。
その後2プレー続けてランプレーでロスしてしまい、フィールドゴール止まりかと誰もが思った中、QB#16古賀の投じたボールが相手CBとのマンツーを制したWR#18鈴木の手に収まり、反撃のタッチダウン!!(PAT成功、21-39)

まだまだ点の取り足りないCRUSADERSはオンサイドキックを成功させ、自陣45ydsからのオフェンス。
QB#2北川は、「エースは俺だよ」と言わんばかりに、またもやWR#18鈴木をターゲットに冷静にロングパスを決め再びタッチダウンを奪う。(PAT成功、28-39)

この時点で、残り6分38秒。もう一度オンサイドを決めて・・・と淡い期待を抱くも、オンサイドキックは失敗し、攻撃権を岐阜大学に渡してしまう。
早くオフェンスに回したいCRUSADERS ディフェンスは、相手のミスに漬け込みLB#6神戸のロスタックルもありここはシャットアウト。
後のないオフェンスは、自陣18ydsからRB#21水野のラン、WR#18鈴木へのパス、QB#2北川のランなどで着実にゲインを重ね、最後は今季よりOLにも挑戦している#51谷川のいいブロックが光り、RB#21水野がエンドゾーンを割る!!
その後のPATでは3回生WR#81三輪の好キャッチもあり2ポイント成功。
ここでフィールドゴール1本差まで迫る。(PAT[2point]成功、36-39)

が、反撃もここまで。
最後に踏ん張りきれずもう1本タッチダウンを献上。(PAT成功、36-46)
そのままタイムアップとなり、勝利をつかむことができなかった。

2試合続けての敗戦。
この冬にしてきた取り組みの全てが否定されているようで、苦しい状況に置かれているかもしれない。
しかし、2試合通して課題がはっきりと見えてきたのもまた事実である。
9月にチームとして、個人としてどういう姿で開幕戦のフィールドに立っていたいのか。
その姿から逆算したうえで目標を設定し、日々の行いを確認、修正しながら日々を過ごしてほしい。

今こそ「考動力」が問われるときである。
与えられた時間はどのチームも平等。
考えて動けるチームが勝つ。
悔しさや不甲斐ない気持ちをぶつけて、次戦では一皮むけた姿を見せてくれることに期待したい。
我々CRUSADERS FAMILYは誰よりも君たちの勝利を願っている。
頑張れCRUSADERS!!!

(レポート By 10生 藤野氏)


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5月17日(土) 名古屋市港サッカー場 10:45 Kick Off

大学名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
南山大学 21
愛知学院大学 20 30

当日のゲーム速報のまとめはこちらから!

<得点経過&スタッツ>

Q Time Team Play Player Yds PAT G/NG
1 2:50 愛院 Rush #15 33 Kick NG
1 6:00 南山 Rush #18鈴木 32 Kick G
1 8:59 愛院 Rush #26 2 Kick G
1 11:23 愛院 Rush #26 5 Kick G
2 3:25 南山 Rush #2北川 4 Kick G
2 11:58 愛院 Field Goal #14 29

3 9:20 南山 Rush #28石山 46 Kick G
4 3:48 愛院 Pass #18 → #7 7 Kick G


南山大学 VS

愛知学院大学

3 タッチダウン 4
3-3 PAT(1Point) 4-3
0-0 PAT(2Point) 0-0
1-0 FG 1-1
0 Safety 0

13
(10-2-1)
1st Down
(ラン-パス-反則)
21
(17-4-0)
22-74yds
(22-10-0)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インタセプト)
10-66yds
(10-4-1)
27-180yds ラン回数-獲得ヤード 45-290yds
49-254yds 攻撃回数-獲得ヤード 55-356yds

3-▼20yds 反則回数-損失ヤード 5-▼23yds
1-1 ファンブル回数-喪失 0-0

19:10 TIME OF POSSESSION 28:50
4/11 3rd Down Conversions
(成功/試行)
4/10
1/3 4th Down Conversions
(成功/試行)
2/2


<GAME REPORT>


2014年5月17日、天候晴れ。
恵まれた天候の中、春季CRUSADERSの3戦目が行われた。
フィールドを見ると怪我をしているプレイヤーが増えている。
初戦、2戦目と厳しい戦いをした上に、さらにハードな練習を重ねてきた様子が垣間見える。
試合開始のセレモニー。
コイントスの結果、CRUSADERSのキックにより試合開始となった。

【1Q】
4回生主将#71真置のナイスキックで試合開始。
2回生#25舟橋のナイスタックルにより敵陣25ydsでリターンを止め、愛知学院大学の攻撃。
愛知学院大学はショットガンエース、プロI、ショットガンIなど多彩な隊形から猛烈なランプレーを繰り返す。
CRUSADERSディフェンスは思うように敵の攻撃を止められず、開始わずか3分足らずでオープンプレーからタッチダウンを許してしまう。
幸い、敵のPATは失敗により6点差となった。(PAT失敗、0-6)

対するCRUSADERSの攻撃、ここは必ず取りたいという南山の気持ちもあり、ランプレーでゲインを重ね、4回生WR#18鈴木のスピードを活かしたオープンプレーによりタッチダウンを奪う。
さらにPATのキックも決め逆転に成功する。(PAT成功、7-6)

愛知大学の2度目の攻撃。
CRUSADERSディフェンスのアジャストがうまくできていないのか、相手の攻撃は全く止まらない。
そのまま止めきれず、すぐに2本目のタッチダウンを許すしてしまう。(PAT成功、7-13)

対するCRUSADERSの攻撃。
ここは何としても相手の勢いを止めるような攻撃をしたいところだが、まさかのファンブルロスト。
いとも簡単に攻撃権を相手に奪われてしまう。
その後、相手のロングパスが決まり、さらに中央ランからもう一本タッチダウンを献上し7-20で第1Qの幕が閉じた。(PAT成功、7-20)

【2Q】
第2QはCRUSADERSの攻撃からスタート。
ここは何としても差を縮めたいCRUSADERSが気迫の攻撃をみせる。
両サイドのOLを固める上回生の攻守両面出場組、#57水野 #53近藤コンビが相手DEのコンテインを抑え、オープンプレーが順調に出てるようになる。
そして迎えたゴール前、3rdダウン5ydsから副将QB#2北川のQBとは思えぬ肉体から繰り出されたQBドローでタッチダウンを奪う。(PAT成功、14-20)
上回生がプレイで下回生を引っ張ったシリーズであった。

その後はパントが重なり、愛知学院大学の攻撃。
ディフェンスがアジャスト力を発揮し相手オフェンスを抑えられるようになってきたかと思いきや、相手RBのスピンをタックルできずじわじわと前進を許す南山。
さらにここ一番で4thダウンギャンブルプレーも通されてしまい、最後はフィールドゴールによりさらに3点のリードを広げられ、前半を終了する。(14-23)

【3Q】
愛知学院大学のキック、CRUSADERSのレシーブにより後半開始。
ここは何としても得点を決めたいところだが、CRUSADERSの攻撃は及ばず。
一方攻守交代したディフェンスは相手の攻撃を3回で抑え、さらにはディフェンスリーダー#53近藤のパントブロックが炸裂、中学からのアメフト経験者としての威厳を見せる。
代わったCRUSADERSオフェンス、ディフェンス作った流れに乗りたいところだったがこの攻撃も及ばず4thダウン、CRUSADERSはここでギャンブルプレーを選択。
しかしここは相手ディフェンスが固くギャンブルプレーは失敗となる。
中央を固めるOL陣、南山高校出身の#58水田、大型1回生浅井、またアメフト未経験者ながら驚きの成長を見せた期待の熱血漢#66本多のトリオがどこまでやれるかが最後のカギとなる。
その後、4回生DB#4吉田の必殺インターセプトによりターンオーバー。
その勢いを借りた4回生RB#28エース石山がタックラーを3人かわし46ヤードのロングゲインで見事タッチダウン。
不敵な笑みでチームを盛り上げる。(PAT成功、21-23)
ここで第3Qが終了、21-23 で愛知学院大学のリード。
逆転まであとわずか。

【4Q】
愛知学院大学の攻撃、ここを止めて逆転へとつなぎたいところである。
相手オフェンスを4thダウンまで追い込むことはできたが、最後の詰めが甘かったかパスを通され、そのままズルズルとタッチダウンまで攻撃を許し、点差が開いてしまう。(PAT成功、21-30)

逆転まであと2タッチダウン差、残り時間が少なくなったCRUSADERSはパスの比率を増やし、エースWR#18鈴木、高身長TE#87安達のキャッチによりゲインを重ね、4thダウンに追い込まれるもギャンブル成功。
しかし勢いもそこまで、フィールドゴールトライに抑えられてしまい、さらにそのキックも失敗してしまう。
残り時間1分30秒、ディフェンスが相手の攻撃を敵陣でなんとか抑えるも、CRUSADERSオフェンスのロングパスが思うように決まらず時間切れ。
悔しい敗戦となった。

結果は、21-30により愛知学院大学の勝利。
残すところ春の試合は上智大学戦のみ。
今年はホームの南山大グラウンドで試合が行われるため、冬から今までの取り組みを100%出し切って、最高の笑顔を南山グラウンドに持ってきてもらいたいと思う。
練習で他のどのチームよりも真剣に、全力で取り組み上南戦は勝とう!

(レポート By 10生 坂口氏)

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5月31日(土) 南山大学グラウンド 13:35 Kick Off

大学名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
南山大学 27

上智大学

28 10 45

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<得点経過&スタッツ>

Q Time Team Play Player Yds PAT G/NG
1 3:15 上智 PASS #7 → #19 10 Kick G
1 8:37 南山 Rush #18鈴木 2 Kick NG
2 11:55 南山 Pass #16古賀 → #18鈴木 14 Kick G
3 3:26 上智 Rush #26 18 Kick G
3 4:18 南山 Rush #18鈴木 62 Play NG
3 7:21 上智 Rush #38 2 Kick G
3 8:56 上智 Rush #38 1 Kick G
3 11:01 上智 Pass #26 → #16 55 Kick G
4 3:13 上智 Field Goal #2 26

4 5:21 南山 Rush #28石山 60 Play G
4 11:54 上智 Pass #7 → #84 9 Kick G


南山大学 VS 上智大学
4 タッチダウン 6
2-1 PAT(1Point) 6-6
2-1 PAT(2Point) 0-0
0-0 FG 1-1
0 Safety 0

15
(9-5-1)
1st Down
(ラン-パス-反則)
17
(8-9-0)
33-135yds
(33-11-3)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インタセプト)
29-216yds
(29-4-1)
29-192yds ラン回数-獲得ヤード 31-130yds
62-327yds 攻撃回数-獲得ヤード 60-346yds

8-▼55yds 反則回数-損失ヤード 2-▼30yds
0-0 ファンブル回数-喪失 1-0


<GAME REPORT>


2014年5月31日土曜日 天候晴れ。
南山大学名古屋キャンパスグラウンドにて、上智大学との試合が行われた。
ここまで、春季オープン戦3連敗となかなか波に乗れない2014 CRUSADERS。
相手は、昨年激闘を繰り広げた永遠のライバル、上智大学GOLDEN EAGLES。
力ある関東一部校に勝ち、新チーム始動からの取り組みが間違っていなかったことを 証明し、秋季リーグ戦につなげて欲しいところだ。

【1Q】
CRUSADERSキック、上智大学のリターンにより、試合が開始される。
キッカーは主将#71真置。主将として冬から取り組んできたことの集大成を見せてほしい。
敵陣35ydsより、CRUSADERSのディフェンスが始まる。
1stシリーズ開始早々、上智大学のショットガン隊形からのパスオフェンスが襲い掛かる。
CRUSADERSのパスディフェンスを仕切るのは、冷静で的確な判断が持ち味のCB#4吉田とがむしゃらさに加えテクニックにも磨きがかかったCB#1杉山、さらに注目の1回生SF#38鈴木寿。
しかし最初のプレーでミドルパスを決められ、あっさりと1stダウンを更新されると、その後もショートパス、フェイクパスなどを次々と決められてしまう。
DL、LB陣がパスラッシュを見せるも、最終的にパスで先制のタッチダウンを許してしまう。(PAT成功、0-7)

上智大学のキック、CRUSADERSのリターンにより試合が再開される。
自陣22ydsより、CRUSADERSのオフェンスが始まる。
CRUSADERSのオフェンスを率いるのは、冷静ながら、誰よりも強い気持ちで取り組んできた副将QB#2北川。
そして毎年期待されながら、なかなかその実力を発揮することができなかったRB#28石山。
そんな彼が、いきなりエースの片鱗を見せつける。
オープンプレー、中央プレーと、相手のタックルを華麗にかわし、立て続けにロングゲインを演出する。
サイズアップした重量級OL#56山原、#57水野健、#58水田のブロックも冴えわたる。
その後も、テンポの良いオフェンスで敵陣25yds付近まで攻め込む。
ここでWR#18鈴木への意表をついたリバースプレーにより一気にタッチダウン!
と思いきや、味方の反則によりタッチダウンは幻となってしまう。
悪い流れになりかけたところを、経験、能力ともに新人離れした長身WR#89伊東のナイスキャッチにより、流れを引き戻す。
今後の彼のプレーに是非とも注目したい。
そして、ゴール前3yds付近から、WR#18鈴木が飛び込みタッチダウン!(PAT失敗、6-7)

この流れを渡したくないCRUSADERSディフェンスに、ここでビッグプレーが生まれる。
RBからの転向、最近ようやくそのフィジカルを生かしLBらしくなってきたLB#6神戸がインターセプト。
未完の大器が大一番でついに結果を出す。
絶好のフィールドポジションからの攻撃で、一気に畳みかけたいCRUSADERSオフェンスであったが、反則やプレーに精彩を欠き、得点を奪うことができずに攻守交代。

【2Q】
リズムよく進む上智大学の攻撃を何とか切りたいCRUSADERSディフェンス。
何度か1stダウンを更新されるも、ディフェンスの絶対的な柱となったディフェンスリーダーDL#53近藤や、LB#6神戸、CB#4吉田の気迫溢れるタックルにより、上智大学の攻撃を抑え込む。
攻守交代し、CRUSADERSの攻撃。
昨年の活躍が自信となり、今やチームに欠かせない存在となったWR#87安達がナイスキャッチ。
今年こそは、彼のランアフターキャッチが見たいものだ。
テンポよく攻めていきたかったところだが、パス失敗や味方の反則などにより後が続かず、パントに追い込まれてしまう。
お互いに決め手を欠き、このまま前半も終了するかと思われたが、ここで期待の成長株、QB#16古賀が魅せる。
素早い判断によるスクランブル、そしてWR#87安達へ立て続けにパスを成功させると、最後はWR#18鈴木へのパスが決まりタッチダウン!(PAT成功、13-7)
このシリーズで見せたQB#16古賀のプレーは、今後にむけてかなりの期待が膨らんだ。

オフェンス、ディフェンスともに若い力の台頭もあり、手に汗握る展開となった前半。
先制されるも、全員で粘り強くディフェンスが止め、最後のワンチャンスをオフェンスが決める。
いい流れで逆転し迎える後半、さらなる熱いプレーを期待したい。

【3Q】
上智大学のキック、CRUSADERSのリターンにより後半が開始された。
自陣25ydsよりスタートした後半最初のドライブ。
WR#18鈴木がボールを持ち、持ち前のスピードで相手をかわし、そのままタッチダウン!
後半いきなりのビッグプレーかと思われたが、味方の反則によりまたしてもタッチダウンは幻となってしまう。
さらにパントチームのミスもあり、悪いフィールドポジションからのディフェンスを強いられたCRUSADERS。
あっさりとタッチダウンを献上してしまい、再びリードを許す。(PAT成功、13-14)
反則、ミスの怖さを痛感するシリーズとなった。
それを着実に得点につなげてきたあたりが、さすが関東一部校といえる。

再びリードを許してしまたったが、なんとか喰らい付いていきたいCRUSADERS。
自陣30yds付近からの攻撃。
QB#16古賀からWR#18鈴木へハンドオフされると、相手ディフェンスの間を切り裂き、誰も追いつけない速さでそのまま駆け抜けタッチダウン!(PAT失敗、19-14)

点の取り合いの様相を呈してきたこの試合、まだまだ両者手を緩めない。
上智大学も関東一部校の意地を見せ、ロングパスで一気にゴール前まで攻め込むと、最後は中央へのパワーランでタッチダウンを奪う。(PAT成功、19-21)

さらに代わったCRUSADERSオフェンスのパスがインターセプトされ、再びタッチダウンを許してしまう。(PAT成功、19-28)

その後も上智大学にロングパスでタッチダウンを奪われ、さらに引き離されてしまう。(PAT成功、19-35)

タッチダウンが取り消されてしまったり、一発でタッチダウンを奪われたりと、一つのプレー、一つのミスが大きく試合の流れを、そして勝敗を左右することになる。そのことを身をもって実感した第3Qの攻防だった。

【4Q】
第4Qに入っても上智大学の攻撃は続く。
これ以上の失点は、チームに相当重くのしかかってくる。
ゴール前まで攻め込まれ万事休すかと思われたが、ディフェンス陣が踏ん張りを見せる。
これまでも再三、相手のプレーを潰してきた#53近藤が雄叫びをあげる。
それに呼応するかのように攻守ラインの軸となったDL#57水野健がロスタックル。
何とかフィールドゴーつにとどめる。(19-38)

自陣25ydsからのCRUSADERSの攻撃。
点差、時間を考えると、そろそろ焦りが見え始める。
そんな中、QB#16古賀からショベルパスを受けたRB#28石山が抜け出し、華麗なステップでディフェンスをかわし、タッチダウン!
OL陣のブロッキング、タイミングも冴え、一矢報いる。(PAT成功、27-38)

しかしCRUSADERSの反撃もここまで。
試合終了間際に再びタッチダウンを奪われ、万事休す。(PAT成功、27-45)
このまま試合終了となり、因縁の相手に悔しい敗戦を喫した。


一つのミス・反則が試合の流れ、勝敗を左右する、ということを痛感できた試合だった。
だが、このことを春の試合で実感できたことを収穫と捉え、秋には何倍にも成長したCRUSADERSを見せてくれると信じている。
そのためにも、春に誓った「考動力」のスローガンのもと、「東海優勝」するために、 チームひとつになって取り組んでいってほしい。
勝負はこれから!がんばれCRUSADERS!

(レポート By 10生 五十嵐氏)

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