4月27日(土) 南山大学グラウンド 14:00 Kick Off
大学名 |
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
南山大学 |
14 |
13 |
7 |
6 |
40 |
名古屋商科大学 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
※得点差40点以上となったため、規定により第4Q途中(0:31)で試合終了
<得点経過&スタッツ>
Q |
Time |
Team |
Play |
Player |
Yds |
PAT |
G/NG |
1 |
3:35 |
南山 |
Pass |
#9大竹→#13デュプイ |
5 |
Kick |
G |
1 |
9:43 |
南山 |
Fumble Return |
#75篠田 |
15 |
Kick |
G |
2 |
5:20 |
南山 |
Pass |
#9大竹→#17水野(史) |
4 |
Kick |
NG |
2 |
9:58 |
南山 |
Rush |
#17水野(史) |
22 |
Kick |
G |
3 |
3:15 |
南山 |
Pass |
#9大竹→#7安藤 |
51 |
Kick |
G |
4 |
0:31 |
南山 |
Rush |
#5波多野 |
5 |
|
|
南山大学 |
VS |
名古屋商科大学 |
6 |
タッチダウン |
0 |
5-4 |
PAT(1Point) |
0-0 |
0-0 |
PAT(2Point) |
0-0 |
0-0 |
フィールドゴール |
0-0 |
0 |
Safety |
0 |
|
11 (7-4-0) |
1st Down (ラン-パス-反則) |
4 (3-1-0) |
12-103yds (12-7-0) |
パス回数-獲得ヤード (試投-成功-インターセプト) |
14-11yds (14-2-1) |
21-134yds |
ラン回数-獲得ヤード |
22-52yds |
33-237yds |
攻撃回数-獲得ヤード |
36-63yds |
|
3-▲30yds |
反則回数-損失ヤード |
4-▲20yds |
1-1 |
ファンブル回数-喪失 |
4-2 |
|
15:55 |
TIME OF POSSESSION |
23:36 |
2/5 |
3rd Down Conversions (成功/試行) |
2/10 |
0/0 |
4th Down Conversions (成功/試行) |
0/0 |
<GAME REPORT>
2024年4月27日、南山大学グラウンドにて2024 CRUSADERSとして初戦となる新歓試合が行われた。
天候は曇り時々雨、対する相手は昨年と同じく名古屋商科大学WILD FOX。
昨年の入替戦で1部リーグ昇格を果たしたCRUSADERS。
榊原新主将を中心として、どのような仕上がりを見せるのか、シーズンを戦い抜く中で、期待のかかる初戦である。
【1Q】
名古屋商科大のキック、CRUSADERSのリターンにより試合開始。
DB#2小川がフロント陣のブロックを上手く使い、ハーフライン付近まで駆け上がるナイスリターンを見せる。
CRUSADERSオフェンスは、QB#9大竹のランプレーからテンポよく進むように見えたが、相手DL陣の粘りや反則などもあり、パントを選択。
RB#17水野(史)からのパントキックは敵陣15yds付近まで蹴り込まれ、相手リターナーがキャッチした瞬間DB#27野杁、DB#2小川のハードヒットが決まり、ナイスカバーでこの位置から攻守交代となった。
CRUSADERSディフェンスは2プレー目、ナローサイドのNo.1レシーバーへのスラントに対しCBが反応しボールをチップ。
このボールをDB#0野寄がキャッチし、インターセプト!
そこから10ydsのリターンを見せ、エンドゾーンまで残り10ydsという最高の位置から攻撃権を得た。
CRUSADERSオフェンス、OL陣のナイスブロックによりランプレーで5ydsを獲得し、続く2プレー目、QB#9大竹からWR#13デュプイ開へのパスが危なげなく決まりタッチダウン!!
昨年から続くホットラインが今シーズン初タッチダウンを決めた。(PAT成功、7-0)
CRUSADERSのキックにより試合再開。
敵陣25ydsから名古屋商科大の攻撃。
CRUSADERSディフェンスは、相手の反則に加え、DL#75篠田をはじめとするDL陣が相手オフェンスを破壊し3&out。
パントにより攻守交代。
敵陣45ydsからCRUSADERSの攻撃。
1st、2nd downとうまくボールを進められないという場面、今シーズンからRBのポジションでもプレーする#47清水のラン、それを支えるOL陣の素晴らしいブロックもありフレッシュ!と思われたが、ホールディングの反則があり罰退。
その後、QBによるランを試みるも1st down獲得ならず、パントにより攻守交代。
敵陣5ydsから名古屋商科大の攻撃。
2プレー目、相手のランプレーによりフレッシュを獲得される。
しかしその後、DL#79鈴木のラッシュによりQBがファンブル。
このボールをDL#75篠田がリカバーし、そのままタッチダウン!!
嫌な流れを断ち切るディフェンス陣の踏ん張りを見せた。(PAT成功、14-0)
再びCRUSADERSのキックにより試合再開。
LB#53矢藤が相手リターナーを仕留め、敵陣20yds付近より名古屋商科大の攻撃。
ラン、パス共にLB#53矢藤が絡み、ここも3&outに抑え、パントにより攻守交代。
ここでリターナー#17水野(史)が持ち味であるステップワークを活かし、ハーフライン付近までボールを戻す。
CRUSADERSの攻撃。
2プレー目にはRB#27野杁の良いランもあり、3rd down残り1ヤードとし、ここで第1Qが終了した。
【2Q】
第2Q開始後もCRUSADERSオフェンスはランプレーを続け、順調に進むかのように見えたが、パスのドロップなどもあり、パントを選択。
パンター#17水野(史)のナイスパント、そしてパントカバー陣のナイスカバーで敵陣5ydsから相手の攻撃となる。
CRUSADERSディフェンスは役割ミスもありゲインされてしまうが、昨年から引き続く粘りのディフェンスを見せ、名古屋商科大オフェンスをパントに追い込む。
敵陣25ydsという良い位置からのCRUSADERSオフェンス。
QB#9大竹からRB#17水野(史)、WR#13デュプイ開へのナイスパスが連続で成功し、ゴール前5ydsへと迫る。
ここでもQB#9大竹からRB#17水野(史)への針に糸を通すようなパスが決まり、タッチダウン!(PAT失敗、20-0)
CRUSADERSのキックで試合再開。
敵陣15yds付近から名古屋商科大の攻撃。
1プレー目、4回生DL#56市川が相手ブロックを跳ね返しそのままキャリアをタックル!
その後も同じく4回生LB#51榊原のロスタックルで、名古屋商科大オフェンスを封じ込め、パントにより攻守交代。
ハーフライン付近からCRUSADERSの攻撃。
2プレー目では、RB#27野杁がフルオープンを駆け上がり独走タッチダウンに見えたが、惜しくもサイドラインを踏んでおり、タッチダウンには至らず。
その後は、QBスクランブルなどでじわじわと前進し、オプションプレーからRB#17水野(史)が1人、2人とタックラーを避け、そのままタッチダウン。
順調に得点を重ねていく。(PAT成功、27-0)
CRUSADERSのキックにより試合再開。
相手リターナーがボールを後逸し拾って振り返った瞬間、LB#47清水のタックルが足元を掬いナイスカバーを見せる。
これにより、敵陣4yds地点から名古屋商科大の攻撃。
ここにきてランプレーを多用する名古屋商科大に対し、LBを4枚置くCRUSADERSディフェンスは、2枚のインサイドLBが機能し、相手オフェンスをシャットアウト。
名古屋商科大オフェンスがパントを試みようとしたところで、前半が終了した。
【3Q】
CRUSADERSのキック、名古屋商科大のリターンにより後半開始。
DL、LB陣のラッシュやDB#2小川のパスカット、相手の反則もありテンポよくディフェンスを進めていたが、相手WRへのポストパターンが決まり、1st down更新となる。
そこから相手のランプレー、そしてプレーアクションパスが投じられるが、ここはWRがドロップ。
勢いを増す名古屋商科大オフェンスをなんとか凌ぎ、パントにより攻守交代。
自陣45ydsからのCRUSADERSオフェンスは、RB#5波多野のランに続き、QB#9大竹からWR#7安藤へのタッチダウンパスが決まり、更に得点を重ねる。
昨シーズン怪我に苦しんだ安藤とエースQB大竹の新2回生コンビが見事なタッチダウンを決めて見せた。(PAT成功、34-0)
CRUSADERSのキックにより試合再開。
敵陣25ydsより名古屋商科大の攻撃開始。
1プレー目、ランプレーに対しDL#57篠田の素早いトレールでロスタックルに仕留める。
2プレー目には相手RBの素早いカットによりフレッシュされてしまうが、次のプレーでは、QBからピッチを受けたRBにディフェンス陣が良い集まりを見せ、良い流れを作る。
3rd down10からのランプレー。
これまでゲインされていたプレーに対して、新2回生DL#79鈴木が反応し、嬉しい初のソロタックルを決めた。
名古屋商科大オフェンスはパントを選択、攻守交代。
自陣40yds付近からCRUSADERSの攻撃。
QB#2小川からラン、パスをテンポよく決めていきたい所だったが、2プレー目にファンブル。
このボールを名古屋商科大がリカバーし、CRUSADERSはこの試合初めて自陣でディフェンスを行うことになった。
リカバーされた地点、自陣35ydsから名古屋商科大の攻撃。
投じられたロングボールに対しDB#6奥田が反応し、インターセプト!に見えたが惜しくもボールをドロップしてしまう。
ここから名古屋商科大オフェンスがジリジリと前進を続ける。
流れを断ち切りたいCRUSADERSディフェンス陣。
ボールをキープし、オープンに逃げるQBをLB#47清水が俊足を飛ばしタックル!
それにより溢れたボールをLB#5波多野がリカバーし攻守交代!
新2回生LBコンビによる執念のプレーが嫌な流れを断ち切った。
自陣40ydsからCRUSADERSの攻撃。
OL#76小副川の強烈なキックアウトがRBのレーンをこじ開け、フレッシュ。
QBのランなどでテンポよく進み、次のプレーではQB#2小川からのランニングスローをWR#18水野(輝)が前半のミスを取り返すナイスキャッチ!
そこから中央を破るランプレーによるビッグゲインを重ね、着々とエンドゾーンに近づいてゆく。
QBによるランで1-2yds進んだところで、第3Qが終了。
良い位置で第4Qを迎える。
【4Q】
ゴール前18yds地点より、CRUSADERSの攻撃開始。
RB#47清水の気迫溢れるランプレーによりゴール前残り3ydsに。
次のプレー、この日良いランを見せていたRB#5波多野はボールを受け取り、オープンを縦上がりし、タックルを振り切りタッチダウン!!(40-0)
この時点で40点差が付いたため、リーグ規定により試合終了。
40対0で、南山大学CRUSADERSの勝利となった。
初戦となる今回の名古屋商科大戦では、個々人が活躍を見せ、2024 CRUSADERSの新たな可能性を感じさせる試合となった。
しかし、今シーズン戦っていく相手は1部リーグでこれまで辛酸を舐めさせられてきた相手である。
今回の結果に満足せず、目標である『東海制覇』に向け、更にユニット、パート、個人間の完成度を高めていってほしい。
今回の試合にかけるCRUSADERSファミリーの"熱"は必ず新入生に伝わったはずである。
新入生を加えた2024 CRUSADERSが、フィールド上で躍動する姿を誰よりも心待ちにしている。
頑張れ!CRUSADERS!!
(レポート By 20生 西岡氏)
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